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トリップ (DD-33) : ミニ英和和英辞書
トリップ (DD-33)
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


トリップ (DD-33) : ウィキペディア日本語版
トリップ (DD-33)

トリップ (USS Trippe, DD-33) は、アメリカ海軍駆逐艦ポールディング級駆逐艦の1隻。艦名はジョン・トリップ大尉に因む。その名を持つ艦としては2隻目。
==艦歴==
トリップは1910年4月12日にメイン州バスバス鉄工所で起工した。1910年12月20日にジョン・S・ハイド夫人によって命名、進水し、1911年3月23日にボストン海軍工廠で艦長フランク・D・バーリエン大尉の指揮下就役した。
就役後トリップは大西洋水雷艦隊の一部隊として東海岸に配属された駆逐艦潜水艦から成る艦隊に加わった。続く3年間、トリップは東海岸沿いに定期的な任務に従事した。1911年、トリップは公試を完了し、ニューポート沖、ボストンおよびバージニア岬での演習に参加した。南方海域への初の航海は1912年に行われた。1月3日にニューポートを出航し、11日後にグアンタナモ湾に停泊する。その後3ヶ月間、グアンタナモ湾およびメキシコ湾で訓練を行い、4月に北方に帰還、21日にボストン港に入港した。修理の後トリップは北東沿岸での訓練活動を再開した。1913年1月2日に南方に向けて出航、3ヶ月間に及ぶ戦術演習および砲撃訓練をグアンタナモ湾、グアカナヤボ湾で行った。4月14日にボストンに帰還、その年の残りをボストンおよびノーフォーク沖での作戦活動に費やした。
1914年も前年同様にカリブ海での戦闘訓練を行い、これは3月末まで継続した。しかしながら4月に入るとタンピコ事件が発生し、トリップはメキシコ沖に展開した。アメリカ軍の水兵および海兵隊員が21日にベラクルスに上陸、税関を占拠した。トリップはタンピコ沖に22日に到着、1週間に渡ってその一帯をパトロールし、敵の武器が陸揚げされるのを防いだ。5月1日にベラクルスに向けて出航し、同地でトリップは偵察および近辺で活動する戦艦、巡洋艦の支援を行った。月末にはメキシコ水域を離れ、31日にボストン港に入港した。
拡張オーバーホールが完了するとトリップは8月中旬から9月にかけてボストン海域で公試および訓練を行った。9月30日にニューポートに入港、1週間の作戦活動に従事し10月中旬にハンプトン・ローズに向けて出航、同海域およびリンヘヴン湾で一ヶ月に及ぶ演習に参加し、その後ボストンに帰還した。
12月から1915年1月の第3週までボストン海域で活動、1月26日にグアンタナモ湾に到着しカリブ海での冬季訓練を再開した。3月末に再び北に向かい、4月6日にボストンに到着する。北東沿岸で通常の艦隊行動に従事した後、10月23日にボストンに帰還した。およそ2ヶ月後の12月13日に、トリップは新たに創設された第2予備役小艦隊に加わる。1916年1月5日、「縮小人員活動駆逐艦」に指定され、27日にボストン海軍工廠で通常状態に置かれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トリップ (DD-33)」の詳細全文を読む




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